シングルマザーが再婚を考えた時、最も頭を悩ませるのは子供になんて話すかです。
「再婚を反対されたらどうしよう」「子供を傷つけてしまわないだろうか」と様々な心配事が頭を駆け巡り、なかなか子供になんて話すか決められません。
シングルマザーの女性の人生を決める一大事でもありますから、頭を悩ませて当然です。
シンママが再婚する時に子供になんて話すのか、具体的にこちらでご紹介いたします。
シングルマザーが再婚するときに子供になんて話す?
「気になる人がいるんだよね」
シンママの再婚について子供がどう反応するのか全く予想もつかない場合におすすめです。
子どもが大反対するなら、再婚自体を考え直す準備がある方向けでもあります。
「お母さん、気になる人がいるんだよね」と伝えてみましょう。
再婚はおろか、付き合っているのかどうかもここでは伏せておきます。
子どもの反応が前向きならば、どんな人なのかを伝えて興味を持ってもらうのです。
もし、母親の恋愛に後ろ向きなら、また時間をおいて、子供の成長を見守りながら聞いてみましょう。
再婚をするのが前提の話ではない、と思わせるのがポイントです。
「○○さんが一緒に暮らしたいって言ってるの」
子どもが中高生以上、お付き合いしている彼氏を子供も知っている場合、「○○さん(再婚したい人)が一緒に暮らしたいって言ってるの」と打ち明けましょう。
一緒に暮らすイコール再婚となります。
思春期の女の子の場合、反発があるかもしれません。
お風呂や洗濯など、まだその彼氏に拒否反応があれば、再婚をして一緒に暮らすのは時期尚早だと判断できます。
女の子でも男の子でも、「お母さんの負担が軽くなるならいいよ!」「あの人ならママを幸せにしてくれると思う!」と言ってくれる可能性もあります。
どんな反応が返ってくるかは、ご自分の子供でも分からないところがあり、不安も感じるはずです。
しかし、「再婚についてなんて話そう」とウジウジしているといつまで経っても答えは出てきません。
「○○さんがパパになるのはどう?」
お子さんがまだ幼児や小学校低学年くらいならば、「○○さん(再婚したい男)がパパになるのはどう?」と聞いてみるのも方法の一つです。
子どもが小さいと、実際のところは離婚や再婚についての理解は深くありません。
お母さんが決めたことならすんなりと受け入れる可能性があるのですが、「なんて子供に話す?」と考えるあなたは、愛するお子様の承諾が欲しいのです。
交際している彼が子供にとっての新しいお父さんになるところを想像させます。
小さな子供は案外、お父さんという存在に憧れを抱いているケースも少なくありません。
あなたの再婚を後押ししてくれる反応が返ってくる可能性があります。
「再婚するならいつが都合いいだろう」
対等に話が出来る年代のお子様向けです。
「お母さんがもし再婚するならいつが都合いいだろう」と相談してみましょう。
子どもは大切なお母さんから相談をされると嬉しく感じます。
「一人前に見られたみたい」「私(僕)を頼ってくれている」と思えるからです。
それは真剣に考えてくれることを意味しますので、子供の本心を知ることにもなります。
「今は苗字が変わるのが嫌だから進学のタイミングがいいな」「お母さんが再婚したいならいつでもいいよ」など。
子どもが大きくなっていれば、その環境に思う部分は必ずあります。
再婚をする前提での相談にもなり、時期についてはすぐに決められなくなるものの、子供とのコミュニケーションの中で納得して進めていけるはずです。
環境の変化についてまず説明する
子どもに再婚をすると告げ、意見を考慮しない場合は、具体的な話で進めていきましょう。
「再婚するけどいい?」というスタンスではなく「再婚するからね」という感じ。
そんな時には、子供の不安や心配に寄り添わなければ、反抗的な態度で困ってしまったり子どもの心が傷ついてしまったりします。
子どもが再婚で気にしているのは、環境の変化についてです。
名前は変わるのか、住む場所は変わるのか、転校するのか、祖父母との関係はどうなるのかなど。
子どもの世界は大人からすると狭く感じるものの、本人たちにとってはそれが全てということも珍しくありません。
子どもの環境で変わる部分があるならば、先に告げておくと、今後がスムーズになるはずです。
まとめ
シングルマザーが再婚する時、子どもになんて話すのが迷って当然です。
子どもにとってお母さんが全てで、そのママが再婚によって他の人に取られてしまうと感じることもあり、スムーズに話が進まないことがあります。
シンママが再婚によって子どもと共に幸せになる未来を示せたら良いのですが、子どもはまだまだ感情的な生き物です。
こちらでご紹介した方法の中で、お子様に合っていそうな方法を選んで、再婚に繋げていきましょう。