50歳からのラブストーリー すべて

53歳で出会った彼氏と別居婚(週末婚)することになったそのわけとは?

53歳で出会った彼氏と別居婚することになったそのわけとは?

なぜか、一人でもへっちゃらだった

 介護士をしている女性です。今年で53歳になります。20代後半で介護福祉士の資格をとって、それ以来ずっとこの業界で働いてきました。大変な仕事ですけど、人と接するのが苦じゃないし、性格的に合っていると思います。

 ただ婚期を逃しましたね~(笑)。夜勤もあるし、土日も仕事があるし、休日は疲れているので家でゴロゴロしたいしで・・・出会いが・・・。似たような環境でも看護師さんはモテるらしいですが、介護士という仕事のイメージが地味なのかな?男の人、寄ってこないです(笑)お年寄りが多い職場だったこともあって、ロマンスとは縁遠い人生でした。

 お金だけは貯まっていき、30代後半でマンションを購入。男はいないけど、住むところはある!とローンの返済を励みに働いて(笑)。そして告白すると、何故か一人でいることを、それほど寂しいとも思っていなかったんです。

53歳で出会った恋人

 ところが、母が突然亡くなって心境に変化が訪れました。私の母はシングルマザーとして私を育て、今も私は父親とつながっていません。母一人娘一人だったのが、本当に一人になってしまい、大きな孤独を感じました。

 しかし。人生って面白いですね。神様は私にプレゼントをくれたんです。実は母が亡くなったあと、運命の出会いがあったんです。

遺品整理の業者を探して

 母の遺品を整理するにあたって、私はプロの手を借りることにしました。いくつかの業者に電話をして、一番対応が感じ良かったリサイクルショップに見積もりに来てもらいました。
 その業者は県外にあり、聞いたことがないお店でしたが「そちらのエリアまでならいつも行っています」と言うので頼んでみました。

 その時、見積もりに来てくれた人が今の私の夫です。とても丁寧で、金額も良心的だったので、亡き母が遺したモノたちのお片づけを彼に依頼しました。

リサイクルショップオーナーのTさん

53歳で出会った彼氏と別居婚することになったそのわけとは?

 30代でこの業界に入ったTさんは、20年の長きにわたって、遺品回収をしてきたベテランでした。ただ物を査定するだけではなく、家族の気持ちに寄り添ってくれます。

 「この度はご愁傷様です。大切な方を亡くされて、お心の整理もつかないとは存じますが、少しでもお役に立てればと思っております」「こちらのお椅子はいかがされますか?まだ状態が良いのですが、お使いになりますか?」「こちらのお皿は高値がつきますので、ご自身でメルカリなどで売ってみてはいかがですか。ご面倒でしたら、私どもがお引き取りをしますが」

 いちいち対応が丁寧で優しいんです。癒されましたね。

Tさんのお店に足を運んでみた私

 あるお休みの日、私は気になってTさんのリサイクルショップに行ってみました。電車で1時間半かかりました。平日だったこともあり、お店にあまり人はいませんでした。

 Tさんは私のことを覚えていてくれました。「先日、お引き取りをさせていただいたお皿ですが、店頭に置くなりすぐに気に入られた方が現れて、買っていかれましたよ。お母さま、物を見る目が確かだったんでしょうね」。お世辞もだいぶ入っているとは思いますが、嬉しかったです。

 私はその日、小さいポシェットを買って帰りました。その後も、電車に乗って、足しげく通ったんです。毎回Tさんは優しく話しかけてくれました。そのうちに「ミルクティー飲みますか?」と言って、店の奥から持ってきてくれるようになりました。

 お客様がいないのをいいことに、私はいつも長居しました。互いの仕事や近況を話すようになり、今日7時にお店を閉めたら、ご飯に行きませんか、となり、私たちは距離を縮めていきました。

一緒に過ごした夜

 ある日、夕飯を一緒に食べた帰り、Tさんに促されてお泊りしました。Tさんのお宅はお店から歩いて10分くらいのところにあるアパートの一室でした。

 私とTさんには共通点がたくさんありました。独身であること、50代という年齢、不規則なサービス業、仕事は順調だけど恋愛経験がイマイチな人生、孤独・・・。

 Tさんは基本的には10時から7時までお店にいて、水曜日にお休みをとるという生活をしています。ただ、突発的に入る「引き取りのお仕事」は時間が決まっておらず、先方の都合で深夜になることも。スタッフが突然休んだり辞めたりした時の欠員補充もオーナーであるTさん。「自分の店だから、最後は自分で動くしかないので、予定が狂うことはしょっちゅうですね」と笑います。だから彼女にも振られてばかりだったとか(笑)。

 Tさんは背が低くて、ちょっと太っていますが、それが他人に威圧感を与えず素敵なところだと思います。あとなぜか色白で肌がキレイ(笑)。毛もあまり生えていません。羨ましいと伝えるとTさんは「え~」と笑いました。私はTさんと一緒にいると、優しい気持ちになれます。

真剣交際の末、入籍することに

 私たちは自然と結婚を意識するようになりました。

 因みにTさんのご両親は健在でしたが、遠方にお住まいで「もう2年間も顔を見せていない親不孝者」だとご自身で笑います。でも親御さんは妹さん夫婦の近くに暮らしていて「妹夫妻には感謝しかない」。

 親不孝者とは言いますが、Tさんは元々真面目な方なのでしょう。お互い一人だし、きちんと入籍して夫婦になりませんか、嫌でしたら、すみません、できれば私はそうしたいけど、嫌ならいいです、と何度も何度も遠慮されながらプロポーズしてくれました。
 
 私に断る理由はありません。人生初のプロポーズ。こんな日が来るなんて。静かに感動しました。

私たちの選択「愛ある、別居婚」

 書類上の入籍は簡単です。入籍届を提出するだけ。でも実人生はそう簡単には行きません。結婚したからといって一緒に暮らし始めるには、今までの人生が長すぎました。
 まず住んでいる県が違います。Tさんの希望はお店の近くに住むことでした。体力的に「長い通勤は厳しいんです。すみません」とのこと。私もそれはよく分かりました。

 それにTさんは賃貸でしたが、私はマンションを買っちゃってます。ローンもしっかり残っています。不動産屋さんに一応相談してみましたが、貸したり売ったりは簡単ではないですね。
 そして何よりも、私達には長年頑張ってきた仕事があり、現場のベテランとして責任がありました。私には夜勤や若い人たちの補助、Tさんには経営者として穴を開けられない業務。それは私たちにとって、ちょっとしたプライドと言うか、誇りでもありました。

 結婚を機に、仕事や生き方を変える人もいますよね。素晴らしいと思います。でも私たちは今の生活に納得をしていたので、基本的には今までのスタイルを継続できるよう工夫しました。頑張って自分を変えて苦しくなるよりは、お互いのライフスタイルを尊重した方がいい。それぞれ一人の時間も欲しいよね、という意見で一致して、「別居婚」「週末(私達の場合は水曜日ですが・・・)婚」という形で落ち着きました。

水曜日が楽しみ

 基本的な生活は変わりませんが、結婚は絶対にして良かったですね。ただ家でゴロゴロしていた休日が特別な日に変わりました。私が彼の家に行く時もあるし、彼が来る時もあります。電車で1時間半の距離を行ったり来たり。特別なことはしません。それぞれの部屋で、買ってきた美味しいパンを食べたり、テレビを見たり。でも一人の時とは全てが違うんです。それがとても良くて・・・幸せを感じます。

 結婚の形は人それぞれ。その「形」がすぐに分かったのは、年の功かもしれません。自分に合っているもの、そうでないもの。変えられるもの、変えたくないもの。それが二人とも分かったから、うまく行っているのかな、と思います。
 長くかかりましたが、いい人に巡り会えました。天国の母も喜んでいると思います。

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