夫の熟年不倫の行方は?気がついた時の妻の対応法
最近何だか夫の様子がおかしいと思ったら、どうやら不倫をしている様子。
夫の不倫に気がついたら、あなたはどんな行動を取りますか?
怒って詰め寄る?それともすぐに離婚請求を行うでしょうか?
熟年不倫は、若い頃の不倫と比較して本気度が高い場合もあり、自分のこれからの人生のためにも慎重な対応が必要です。
ここでは夫の熟年不倫の今後の行方と結末、熟年不倫に気がついたときの対応方法について紹介していきます。
熟年不倫の行方と影響
夫が熟年不倫をしていることで、今後起こりうる出来事を紹介していきます。
夫の不倫に気がついたとき、仮に夫婦関係を取り戻したいのであれば説得にも使えます。
職場での信用失墜
人間、高いところから落ちたときの方が大けがをするように、若い頃と比較して社会的な立場が確立している熟年男性の不倫が周囲にバレることは、大きなリスクを伴います。
若い頃であれば、その後の行動で挽回できたことが熟年男性の場合はそうもいきません。
最近はコンプライアンスを重視している企業も多く、不倫やセクハラなどは降格の対象にもなります。
最悪、今の職場に居られなくなることも考えられるので、熟年男性の不倫のリスクは非常に高いといわれています。
家族関係の悪化
不倫が家族にバレることで、配偶者からは離婚を突きつけられ、子どもたちからも信頼を失ってしまうということは、不倫をする熟年男性は覚悟しておかなければなりません。
家族関係においては、利害よりも愛情や信頼が優先されます。
愛情や信頼をむげにする不倫は、配偶者だけではなく家族全員を裏切る行為です。
熟年不倫の場合は、その後に信頼を取り戻す時間も限られており、もし関係修復ができなければ、孤独な老後を送る可能性もあります。
慰謝料などの金銭的なリスク
不倫相手も不倫をしている場合、バレたときに相手のパートナーから慰謝料を請求される可能性もあります。
さらに、配偶者から不倫を理由に離婚請求されれば、配偶者に支払う財産分与、慰謝料、子どもがいる場合の養育費など、金銭的な損失も大きくなります。
また、不倫相手との間に子どもができれば、出産費用や養育費などもかかり、かなりの稼ぎや貯蓄がなければ全てをまかなうことは難しいでしょう。
夫の熟年不倫に気がついた時にすること
夫の不倫に気がついた時に配偶者であるあなたが取れる決断は、離婚するか、夫婦関係を修復するかのどちらかです。
それぞれのケースで取るべき行動を、お話していきます。
離婚する場合
夫の熟年不倫をしり、離婚する決断をしたら、不倫の証拠集めからスタートします。
スマホの連絡のやり取りをチェックしたり、探偵に依頼をして素行調査をしてもらいましょう。
次に十分な不倫の証拠が集まったら、夫と直接協議を行います。
離婚をしたいという旨を伝えて、夫の意見や今後の考えにも耳を傾けましょう。このとき、感情的になってしまうと冷静に話し合いができないので、自らが有利な立場だったとしても
落ち着いて対話をすることが重要です。
離婚する際は、配偶者は「財産分与」「慰謝料」、子どもがいる場合は「養育費」を夫に請求できます。
また、不倫相手にも慰謝料は請求できます。
ただ、絶対に請求しなければいけないというものでもなく、実際に長期にわたる裁判などで精神的な負担が長引くことから、受け取らないという人もいます。
しかし、離婚後の生活を守るためのものなので、弁護士や家庭裁判所に相談して受け取ることをおすすめします。
関係を修復する場合
関係を修復したいと望むのであれば、これからの生活を守るための行動を取ることが大切です。
相手の女性も不倫をしているのであれば、相手のパートナーから慰謝料を請求される可能性もあるので、できるだけ早急に行動します。
もし、相手側のパートナーが先に不倫に気がついた場合は、職場にも不倫がバレてしまうことも多く、今後の生活が立ち行かなくなる危険もあり、夫婦関係を続けたいと思っても困難です。
証拠集めや、夫との協議までの流れは同様です。同時に子どもたちや職場、相手のパートナーからの影響、そしてあなた自身の気持ちの整理も考えなければならず、離婚を決断するよりもはるかに困難な道です。
夫とのコミュニケーションと自分の気持ちを大切に
熟年不倫を防いだり早期に発見するためには、日頃から夫とのコミュニケーションを大切にしておきましょう。
もし不倫をしているのがわかったら、熟年不倫のリスクの大きさや家族のこと、そしてあなたの気持ちを伝え今後の人生のことについて向き合っていきます。
不倫の事実に耐えられない場合、弁護士など第三者の力を借りることも検討します。
夫婦であっても別の人間なので、まずはあなた自身の幸せが一番大切です。