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仕事に生きてきたアラフィフが同窓会で恋愛にばく進

dousoukai

若い頃から恋愛は向いていませんでした。浮気をされたり金銭問題もあったり、「私は恋愛に向いていないんだな」と結論づけて、アラフィフになるまで仕事に生きてきました。

そんな私の恋が花開くのは、今だったみたいです。

何となく行こうと思った同窓会で昔馴染みの有人と再会し、恋愛にばく進しています。

恋愛には全く興味なし

今思えば、学生の頃からあまり恋愛には興味がありませんでした。周りの友達が「彼氏が欲しいな」と言えば「私も!」と話を合わせながら、興味がある振りをしていたかも。

楽しそうだなとは思うのですが、私が男性とイチャイチャしたり求愛したりする姿を上手く想像できなかったんです。時々、彼氏が出来ることがあってもなぜかトラブルになって別れてしまいます。

浮気をされる、貸したお金が返ってこないなんてこともあって、「男運がない」「恋愛に向いていない」と私自身捉えていました。

私はずっと憧れていた仕事に就くことができ、恋愛をしなくても寂しくありませんでしたし、毎日が充実していました。そういうこともあって、出会いを求めたり婚活したりすることはアラフィフになるまでありません。

「気づけばアラフィフ」となっても気にしませんでしたし、「これからも一人ならそろそろマンションでも買おうかな」と思うくらいに、独身ライフを謳歌していました。

やりがいのある仕事があり、ビジネスパートナーにも恵まれていて、孤独を感じなかったのが私を恋から離していた理由かもしれません。

ちょっといつもと違うことをしたかった

生き甲斐や遣り甲斐のある仕事に毎日取り組めることを楽しく過ごしたあの夜、コンビニに寄って自宅に帰るとポストに同窓会の案内が入っていました。

高校生の時の同級生が集まる会。20歳頃を最後に、高校の同窓会には顔を出していません。ちょうど仕事も落ち着いていて「ちょっと違うことをしたいな」と思っていたので、珍しく参加することにしました。

最後にみんなに会ってから30年ほど、お互いにどれだけ変わったのか楽しみでした。「みんなも幸せかな」「結婚している人もたくさんいるんだろうな」と想像し、たくさんの人とお話が出来たらいいなと思っていました。

当日、少し見栄えのいいレストランを貸し切って、大人になったあの時の友人たちが集まっていました。

過去の恋の清算?

同じクラスだった人やイベントを一緒に頑張った人などを中心に、久々の再会を私も楽しんでいました。ほとんどの友人が結婚してお子さんがいて、中にはもう子育ては終わったという人もいました。

「久しぶりだね、覚えてる?」と声をかけて来たのは委員会が同じだった徹くん。バカばかりやって楽しかった員会なのではっきりと覚えています。面影がバッチリと残っていたので、それは面白かった。

この徹くんは学校1モテていた男子で、コロコロと彼女を変えていた人。そのたびに「そういう恋愛はやめた方がいいよ」と私は言っていたものです。

「一途になった?」と私がいたずらっぽく聞くと「バツ2」と笑う徹くん。「相変わらずだな」と言うと「誰のせいだよ」と耳を疑うような言葉が聞こえました。

「え?」

「お前がオレと付き合わないから」

すっかり忘れていましたが高校1年生になった最初に告白をされたような…お互いに何も知らない状態だったので「変なノリでの告白」だと思って、忘却の彼方でした。

「そんな感じなら、結婚もしてなさそうだな、ちょっと来い」と半ば強引に私の手を引いて外に連れていかれました。近くの居酒屋に入り、飲みなおしをしながら彼の半生を聞きます。

ところどころで「お前が付き合えば」「お前をふと思い出して」という言葉を出してきます。「つまりは私にずっと未練があるってこと?」とたずねると「そういうこと」と返事をされました。

私の人生、こんなにも愛されたことがあるでしょうか。私の過去も走馬灯のように流れていきます。誰と付き合っても上手くいかないのは、今でも特定の異性がいないのは、彼じゃなかったから?

恋ってこんなに素敵なの!

「分かんないけど、私も彼氏とかいないし、付き合ってみない?」と聞いていました。その瞬間、「幸せにします」と今まで見たことがないとろけそうな笑顔で、「かわいい」と感じた私。

仕事が終われば、LINEを開く習慣が身につきました。「終わったよ」「今から帰るよ」と私から送ることもあれば、「そろそろ終わるかな?」と彼からのメッセージが待っていることもあります。

ずっと昔から知っている人なのに、アラフィフになって再会したことで魅力を知るなんて不思議です。でも、とても恋が楽しい。

恋をしても仕事の邪魔をすることもなく、逆に意欲を高めて取り組めています。マンションの購入を考えていましたが、ワンルームにするか2LDKにするかは迷うところです。

彼とのこれからの人生を考えてから決めようと思います。

まとめ

R50世代女性のリアルな体験談はいかがでしたでしょうか?
R50世代の女性はモテるということがお分かりいただけたと思います。

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