熟年離婚したいと思う瞬間には、どのようなものがあるのでしょうか？50代にもなると、妻や夫との離婚が脳裏をよぎったという人はたくさんいるはず。そして、本当にそのまま夫や妻を捨てる準備に突入する人もいるものです。
そこで今回は、「熟年離婚したいと思う瞬間」をランキング形式でご紹介いたします。熟年離婚したい衝動にかられて悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。気になる熟年離婚の末路についてもまとめています。
熟年離婚したいと思う瞬間ランキング
新婚時代を振り返ると、まさかその数十年後に熟年離婚を考えている自分がいるなんて夢にも思わなかったはず。夫婦の間に、いったい何があったというのでしょう？では、50代の中高年が熟年離婚したいと思う瞬間ランキングをお伝えしていきます。
夫婦仲が悪いとき
熟年離婚したいと思う瞬間は「夫婦仲が悪いとき」です。50代は、これまで築き上げてきた家庭の結果が表れる世代でもあります。にもかかわらず、配偶者とは会話もない、尊敬できるところなんてひとつもないなどであればうんざりしてしまうでしょう。
また、ひとつ屋根の下に住んでいることで、配偶者の欠点が目につきやすい状況が仲の悪さにより拍車をかけるものです。これからふたりで余生を送るなんて考えられないとなれば、いっそのこと離婚もアリと思ってしまっても不思議はありません。
浮気されたとき
大切にしてきたはずの家庭に一瞬で亀裂が入ってしまう配偶者による不貞行為。浮気や不倫をされた場合も「熟年離婚したいと思う瞬間」です。50代になると子供の手が離れてくるため、自分の時間を楽しむうちに魔が差してしまう人も多いようです。
しかし、サレた側になると熟年世代にもなって、なぜ今さら配偶者の浮気や不倫の被害に我慢しなければならないのかと情けなくなってくるでしょう。これまでの苦労を踏みにじるかのような配偶者の仕打ちに失望して離婚届を役所に取りに行く自分が目に浮かびます。
介護に疲れたとき
熟年離婚したいと思う瞬間は「介護に疲れたとき」です。中高年夫婦だとお互いの両親は70～80代ぐらいを迎えているでしょう。足腰が弱るため、些細なことでケガをしたり、家事ができなくなったりなど、介護が必要になってくるものです。
しかし、介護の相手が配偶者の両親になってくると、なかなか心中は穏やかではいられないものです。これまで大切にしてもらったのならなおさら、そうでなければ熟年離婚してしまいたいと思い詰めてしまう気持ちは高まるばかりとなるでしょう。
定年夫に苦痛を感じたとき
妻側に限定されますが、「定年を迎えた夫を苦痛に感じたとき」も、熟年離婚したいと思う瞬間です。これまで離婚を思いとどまっていられたのも、夫が週のほとんどを会社に行くことで、ひとりの時間をつくれていたからと感じる妻も多いものです。
夫が定年退職してしまえば、その時間もナシ。夫婦関係がもとから破綻しかけているようなら、同じ空間で過ごすことすら耐えられないケースもあるでしょう。いっそのこと夫と離婚して、ひとりで生きていく道はないのかと模索している妻はかなりの数にのぼるはずです。
何のために生きているかわからないとき
自分が生きる意味を確かめたくなるのも、ミドルシニア世代の特徴です。家族のために自分を犠牲にして、職場や家庭で働き続けてきた長い時間。
自分のやりたいことは叶ったのかと自問自答すれば、「何のために生きているかわからない」と虚無感に包まれる方も多いでしょう。熟年離婚して、思うまま自由に生きていきたいと瞬間的に思う方はたくさんいます。
熟年離婚の末路
熟年離婚したいと思う瞬間が何度もある場合、別れもアリではないかと考えてしまうものです。しかし、実際に熟年離婚したらどうなるのか？気になる末路をご紹介していきましょう。
準備不足だと悲惨な状況に
衝動的に熟年離婚をしてしまい、悲惨な末路となってしまうケースもあります。ひとつは、これまでのような生活ができなくなってしまうケースです。夫は家事がままならず困る、妻は金銭的に困窮してしまうなどがあります。
子供たちとの同居で経済援助してもらうつもりでいたら、嫌がられてしまうこともあるでしょう。財産分与や年金分割も含め、熟年離婚する前の準備を念入りにしておく必要があります。
第二の人生が拓けることも
本当に熟年離婚した場合、苦労しながら第二の人生が花開くこともあります。これまで温めてきたビジネスが成功したり、新しい伴侶と巡り会ったり、何かしらの自己実現が叶う人生です。
50代から、夢に描いていた職業を目指して起業する方はたくさんいます。新しい伴侶を探すなら、中高年向けのマッチングアプリや結婚相談所で再婚活するのもよいでしょう。
慎重に行動しよう…熟年離婚は準備が大切！
熟年離婚したいと思う瞬間は、第二の人生が開ける幕開けなのかもしれません。50代はまだまだ未来ある世代です。配偶者に対するこれまでの感謝を思い出し最後まで添い遂げるのもよし、お互いが別々の道を行くのもまたひとつの選択です。
どちらにせよ、慎重に行動や判断をするのがおすすめです。とくに熟年離婚するなら、入念な準備のもと進めていくようにしていきましょう。
